住宅営業の大半はまともではない気分屋です。
例えばこんなブログを書くくらいですからね。
私なんかブログを書いてるだけだから良い方です。
ちょっときつく当たるとすぐふて腐れたとか、断ったらキレられたとか、契約したら全然取り合ってくれないとか。裏で客の悪口ばっかり言ってるとか。あ、客の悪口は私も言いますね。
まぁそういう人でも勤まる仕事ですし、そういう人くらいしか勤まらない仕事です。
真面目な話、嫌なお客さんと怒鳴る上司の板挟みになって散々な目に遭うので、まともな人は残りません。人の心がある人は辞めてしまいます。自分を守るために無になるしかないのですよ。死んでしまいます。
ですが、そういう環境だからこそどんな営業マンも良いお客さんとの出会いを切に望んでいます。形だけでも良いんです。良いお客さんだなぁと思える人に出会うとホッとするし、その人との仕事は頑張ろうと思います。裏でも「良い人たちだなぁ」という話題で持ちきりです。マジです。「それに比べてあいつらと来たら…」までセット。
今回はそんな住宅営業マンに対して良いお客さんになるメリット教えます。
1.連絡をたくさんしてくれる
こわい人に連絡するのって勇気がいりません?
それと同じで嫌なお客さんに連絡するのも勇気がいるんです。
だからどうしても、言いにくい話とかだと「言わないで進めるか…」みたいなことになりやすい。本当は良くないんですけど、個人判断でそういう選択を取る人も多いです。そして大クレームになるんです。あー嫌だ嫌だ。
「この人はちゃんと話したら分かってくれそうだな」という人には皆ちゃんと連絡します。ほとんどのクレームは連絡不足で起こるので、連絡しなかったことで良いお客さんとの関係性が悪化することを誰も望まないんです。良いお客さんには良いお客さんのままでいてほしいんです。
それはつまり、お客さんにとっても不測の事態が起きにくいという結果に繋がります。
家のことなんかどんなに考えても自分たちでは分からないことだらけで、メーカー側にどうにかしてもらうことの方が多いです。その窓口とは仲良くしておくに越したことはない。そんなわけで営業マンと仲良くしておくことは自分たちにも大きな利益がありますよ。
2.気持ちよくサービスを受けられる(かも)
嫌なお客さんって自分から値下げとかサービスを過剰に要求してくるんですよ。そういう人って従わないと後から面倒臭いから、それで場を収めようとしてしまうことってやっぱり多いんです。言い得の世の中。クレーマー大国ジャパンの闇。住宅業界にもはびこっています。
そういう悪人達が得をして、何も言わない善良な人達が損をすることを良しと思わない人はいます。住宅営業にもいます。そういう人は何も言わないのに「○○様に特別にサービスします」と言ってくれることがあるんです。心を無にしていても良心は残っているんです。
正直、金額的にはゴネた人よりは大したことないことも多いですが、ゴネて嫌な思いをして手に入れたサービスより、「良い思い出」として受け取ったサービスの方がすごい価値があると思いますよ。そう思わないって人は今すぐこのブログからブラウザバックしてください。ねぇ早く帰って。
あ、取り乱してしまいすみませんでした。次に行きましょう。
3.アフターフォローを親身にしてもらえる
住宅メーカーのアフターフォローって、ある程度まで無料で受けられることにどこもなってるんですけど、「無料でやる(行くとは言っていない)」ってことが業界全体で結構あるみたいです。
基本的にブラック激務。どこも新築を獲得し建築するので手一杯ですから、アフターフォローに回せる人手が足りてないのは間違いないです。しかも無料なんで利益にもならないから後回しにされがちです。とんでもないクレームでなければ「行きます~」で受け流してしまうこともしばしば。許してくれ。
そんな時でも優先的に行ってもらえるのはやっぱり営業マンや担当者が「助けてあげたい」と思う人だったりします。そういう人になっておけば、しばらくは後から困る可能性も低くなりますね。
余談ですが、このような理由からアフターまでしっかり対応してくれているメーカー(店舗)はかなり当たりのお店だと思います。その関係性を大切にしてくださいね。
まとめ
大きいお買い物だから、それだけ営業マンとやり取りする機会も多いです。
信頼を置ける営業マンに出会えたら、その人に信頼してもらえるお客を目指してください。自分の思い通りにならなかったからと言ってきつく当たらないでください。どうしようもないこともあるんです。まぁこれはワガママですが。
1組でも多く、良い営業に良いお客さんが巡り合える世界になるよう祈っています。