住宅ローン金利を使った追い込みトーク。
「住宅ローン金利が今最低水準なんです!」
「いつ上がるか分かりませんよ!」
「こんな時代もう来ませんよ!」
「今が組み時(建て時)ですよ!」
そうやってお客さんを焦らせて契約を取る。
住宅営業マンの常套手段ですね。
これ実際のところどうなのか気になりますよね。
営業マンが裏でどう思ってるのかを書いて行きます。
本当にいつ上がるか分からない
誰か教えてくれ。
住宅ローンの金利は景気や金融業界事情に左右されるので、それらの動向があやふやな状態では本当にどう動くのか誰にも読めません。
銀行の営業マンだって分からないんじゃないでしょうか。
「いやー来月からヤバいっすよ」と言ってくれるところがあったらどれだけ楽か。
急な爆弾が降ってくることもあります。
前にあったマイナス金利政策なんかはそれですね。あれは住宅ローン金利に特に大きな影響がある政策だったので、ビックリするほど状況が変わりました。お客側にとっては良いことばかりだったのでご安心を。
ただデータを総合して見て行くと、ここから下がる確率は低いです。
上がる可能性は常にありますが、下がるのは現実的ではないかと…。
過去のグラフを見ると「言ってもどんどん下がってるし、まだ下がるのでは?」と思われがちなのですが、基本的に「今が最低」と常に言える状態なのは確実です。
営業トークではなくマジです。
本当なんだけどなぁと思いながら、懐疑的な目を向けてくる人と話してます。信じてほしいよなぁ。
本当に今組んだ方がいい
住宅ローンを組むに当たって今ほどいい時代はありません。
詳しくは省きますが、20年前は今より毎月数万円は多く払わなければなりませんでした。もっと言うとバブルの時は今の倍は払うことになりました。
それくらい今は安いです。激安です。マジで。本当にマジで。
今の時代ほぼ全員住宅ローンを組むのが長い目で見ると1番の節約です。
家賃なんか払い損するよりも住宅買っておいた方がいいですよ。
しかし住宅を買うというのはお金だけでどうこうできるものでもないです。
家庭環境や子供の有無などによって、早く建てた(買った)ことが人生単位でネックになってしまうということも起こり得ます。収入を大きく落とすような転職も難しくなります。
そういう物理的事情も考えて家は買うべきですね。
お金のことだけ言えば「今すぐ買った方がいい」と断言できるんですけど。
それくらい今はラッキータイムセール中ですよ。
お金に関して営業マンに嘘はない
家のことは嘘言うかもしれないですけど。
ローンのことで嘘ついてる人は少ないと思います。
と言うか嘘つく必要がないくらい今は本当に良い話ばかりなんです。
こればっかは信じてほしいなぁと思う毎日。
実際によく勉強して「今建てた方が良い!」と決断した住宅営業マンが「早く建てすぎた」と思う場面が10年くらい前はよくあったそうです。ミイラ取りがミイラになる。家売るゾンビはゾンビにしかなれなかった。
でも今の住宅ローンは金融機関が「これ以上下げたら赤字」と言い切るところまで落ちてるので、ここから大きく下がることはもうないでしょう。それくらいおかしなことになっているんです。
調子がいい営業マンと当たっても、それに嘘はないと思ってあげてほしいですね。一生懸命やっていますよ多分。