ブラック業界

建築契約した営業マンはすぐいなくなるんです。3つの理由を紹介

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ハウスメーカーでは契約した時の営業マンが家を建てた後もずっと対応してくれるから安心、という話がありますが。

実際はそんなケースは稀です。
営業マンなんてすぐいなくなりますね。

場合によっては着工前や建築中にいなくなるということも少なくありません。
その理由を幾つかご紹介しますので、メーカー選びの参考にしてください。

1.異動になる

ハウスメーカーもスーパーやホームセンターと同じく普通のサービス業なので、店舗が多い大手メーカーなどは当たり前のように異動があります。

近隣ならともかく遠方になればやり取りをするのも難しくなります。
人事異動は突然やってきますから、その時に残ってしまったお客様は引継ぎという形で次の者に渡されます。

場合によっては栄転という形で営業マンですらなくなってしまうことも。
でも、自分が選んだ営業マンが出世するのは悪い気はしないと思います。

新しい担当者が合う合わない含め、この辺りはくじ引きみたいなものです。
仕方がないことですが頭には置いておきましょう。

2.辞める

住宅営業はブラックなので離職率が高いです。
当然ですが辞めればいなくなり、その人には連絡も取れなくなります。

大手メーカーだと、年によっては数十人を一括採用して「残った奴がいればラッキー」というかなりアバウトな採用をしているところもあります。3年後に1割まともなのが残っていれば十分という考え方のようです。

なので若い営業マンの大半は辞めていなくなってしまいますね。
人が辞めれば人事異動も出るので、大手メーカーで同じ人と何年もやり取りするというのは現実的ではないです。

本当によく辞めますよ。
特に住宅営業は自分の家族を犠牲にする仕事なので、家族ができる30代前半を機に多くの人がいなくなります。注意しておきましょう。

たまに「一生の付き合いになる」と言う人がいますが、幻想です。
営業マンも普通に生活する一般人なので、家族もいるし趣味もあります。普通にSNSで写真上げたりしてます。仕事のことで悩むし転職もします。

そういう当たり前のことが「やってもらう側」になると見えなくなるのが人間の性ってものですが、家を買われる方々には、そこんところ少しだけ冷静に考えてほしいと思うものです。

3.ほったらかしにされる

最も良くないパターンですがよくあります。

契約のことしか考えていない営業マンだと「契約数1」にした瞬間から全ての仕事を別の人に丸投げして、興味のほとんどを失ってしまうことがあります。釣った魚に餌をやらないタイプ。

しかも優秀と言われる営業マンほどこういうロクデナシは多いです。
数を上げるというのはそういうことなので。闇が深い業界なんですよ。

私の聞いた話だと、数を上げまくっている敏腕営業マンだが「契約にしたお客様の名前を覚えていない」ほど、契約後の仕事が雑な人もいたとか。契約だけ上げてきて仕事を増やすから、周りの内勤の方々は本当に嫌われていたらしいです。クレームも多かったそうで。おっそろしい。

住宅営業マンは住宅のプロではなく、ウン千万円のものの購入を決断させるプロなので、優秀な人ほど本性を読み取るのは難しいと思います。ヤベー人はほとんど詐欺師みたいなもんですよ。

調子良いこと言う人ほど、割とこういう人間だったりしますから。
くれぐれも軽い男には気を付けてくださいねぇ…。

営業マンでメーカーを選ぶな

住宅ってすごく難しい業界なので、見れば見るほどよく分からなくなると思うんです。

だから住宅メーカーを決めた理由って、どこも「営業マンが良かったから」が1位になるみたいですね。一生懸命勉強して説明しても、最終的には人の合う合わないで決まるというのが何ともやるせないところがあります。

でもその営業マンと一緒にいられる時間って、実際は家に住む時間の何百分の1しかないんです。

「こいつ無理」と思う営業マンを選ぶ必要はないですが、2択に絞って悩んでいる時なんかは絶対に良い人より良い家を求めた方が良いですよ。

まともな人とまともなやり取りができる時間は限られていますが、質の良い家は裏切りません。
くれぐれも後悔の少ない選択を考えてみてくださいね。

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